ダンナは子供をとても欲しがっていた 私達の子供を 私も子供は大好きだ でも正直言って私にはすでに桃Pと青Pがいるし 特別子供が欲しいという感情はなかった 桃Pと青Pはどうしても私が欲しいと思った子供達 この時初めて <相手の為に子供を産んであげたい> そんな気持ちになった 夢Pが生まれてからは私も少し精神的に楽になった あなたの望んでいた子供を私が産んであげたのよ 育てているのよ そんな気持ちがどこかにあったからかもしれない 夢Pが生まれたのは春休み 親子同室だったこともあり、子供達は毎日毎日一日中病院にいた 時にはどっちが抱くか、どっちがミルクを飲ませるか 桃Pと青Pとケンカすることもあった それくらい夢Pがかわいくてたまらない様子だった それはダンナも一緒だったと思う そのことは子供達だってわかっていた でも、入院中 子供達のいる前で絶対夢Pを抱くことはなかった ダンナなりに子供達に気を使っていたんだと思う でもそんな態度をとられると、子供達だって気を使ってしまう ダンナが来ると、子供達はスッと夢Pをベッドに戻し 外へ出て行ってしまうようになった 私は<変な気を使わないでね>とダンナに手紙を書いた 「俺にも抱かせろよ」って 子供達とくだらないケンカした方が全然自然だよ と でも状況は変わらなかった 私は、そのダンナの気遣いが どんどん子供達との間に距離を作っていることの不安を感じていた |
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